帆布縫製をしている会社
<< February 2012 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 >>
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

家庭用ミシン
『家庭用ミシンで8号帆布は縫えますか?』というご質問を受ける事があります。

実際に家庭用ミシンで簡単な8号帆布のバッグを作ってみました。
 IMG_5518.JPG
ミシンは”RICCAR”の古いミシンです。
IMG_5519.JPG
針は14番にセットし、糸は30番を使用しました。
IMG_5521.JPG
厚みがでて段差があるのは持ち手部分ですが、ここは難なく縫えました!
持ち手は綿テープを使用しました。
IMG_5529.jpg
表ミシンの糸目はもちろん綺麗ですが、、、
IMG_5530.JPG
裏ミシン糸目も綺麗にでています!
IMG_5527.jpg
それと、口前の8号帆布が6枚重ねになっている所から2枚へとかなりの段差になりますが、こちらも難なく糸目も綺麗に縫えました!
IMG_5528.jpg
横から見た所です。
厚み約5ミリから2ミリになります。
IMG_5538.JPGIMG_5539.JPGIMG_5542.JPG
完成するとこのような感じです。
弊社の工場1階に展示しておりますので、ご覧になってください。

今回は口前を三つ折りにして綿テーブを挟み込みましたが、二つ折りにすると楽に縫えると思います。

8号帆布は厚みがあってしっかりとしていますが、糸の密度が詰まっていないので針の抜けが良く縫い易いです。
色数も豊富ですので是非、お試しになってみてください!

#9上級帆布
 IMG_5312.JPG
弊社オリジナルの#9上級帆布を使用した丸底バッグのカスタムオーダーをいただき、製作致しました。(上の写真のバッグはオリジナルです。)
IMG_2645.JPG
#9号上級帆布はこのミミが特徴です!
IMG_5343.JPG
IMG_5344.JPG
良い写真が無いのですが、形はズバリ同じでブルースワローの刺繍位置の変更と、、、
IMG_5347.JPG
インナーにポケットを付けました。

IMG_5345.JPG
入れ口がまん丸く大きく開くので中から物が取り易いのですが、丸見えになってしまうのがデメリットですので、、、
IMG_5346.JPG
薄手のシャンブレー地でフタが出来るようになっています。

気に入っていただけて良かったです。
どうもありがとうございました!
リバティプリント
IMG_5479.JPG
私物としてリバティプリント生地を使用して38ミリ幅のリングベルトを作ってみました。
IMG_5483.JPG
リバティ生地に8号帆布ハード生地と綿テープを合わせたので厚みは約4ミリあり、レザーのしっかりしたベルトの厚みと同じぐらいです。
IMG_5481.JPG
リング部分は真鍮のDカンを使用しています。
IMG_5480.JPG
折り返した部分もチラッとリバティが見えるように真ん中だけ生地を叩きました。
春先から使えそうなので、他の生地でも作ってみようと思っています!
#9 ODパラフィン
 IMG_5338.JPG
IMG_5339.JPG
カスタムオーダーのご注文で弊社の22L楕円底バッグを元に形は変えず、外側は#9ODパラフィン防水生地を使用し、内側は#11ODパラフィン防水生地を使用して全てパラフィン防水生地で製作しました。
IMG_5341.JPG
底が四角いと角がダメージを受けてしまうので、底を丸くする事により解消されます。
IMG_5340.JPGIMG_5342.JPG
もちろん、ショルダーストラップも#9ODパラフィン防水生地です。
多少、重量はありますがバリッとしていて、かなりヘビー感があります!
IMG_5356.JPG
縫う物に合わせて糸目の調整をしていますので下糸の糸目も綺麗に出ています。

納期はいただいていますがカスタムオーダーも承っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します。