帆布縫製をしている会社
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メッセンジャーバッグ


都内在住で移動手段は、ほぼ自転車で弊社のメッセンジャーバッグをメインにお使いいただいているお客様のバッグです。

仕事や買い物等で約1年弱、使い込んでいただいています。

買い物で5キロの米も入れてしまうそうです。



ダールメッキ加工を施したガチャバックルもいい感じになってきています!







その他、各カ所あたりが出てきていい雰囲気になってきています!
帆布生地の取り方
帆布をご購入くださるお客様から「どのように裁断するのですか?」というご質問を受ける事があります。

簡単ではありますが、、、



このような小さめのトートをお作りになる場合、、、



このような感じでバッグの幅の方を帆布の長さ方向に型紙を入れていきます。(上の写真を見て縦が生地幅、横が長さです)



逆に幅の方向に入れると、上下で2枚分取れるので、取り都合はいいのですがミシンを調整しても糸目が綺麗に出ません。



ベージュの8号帆布に糸目が分かりやすいようピンクの糸で長さ方向と幅方向と縫い比べてみましたが、同じようにまっすぐ縫っていますが、上は長さ方向なので綺麗に縫えますが、下の幅方向は糸目が暴れてしまいます。

強度的にはどちらも変わりませが、糸目が綺麗に出る長さ方向で取る方をオススメします!
革縫い
革を縫う作業をしています。



ビニロン(ビニールとナイロンの合成語で摩擦に強く、吸湿性がよく、酸やアルカリに強い糸で服地やロープ、漁網等に使われています。)の20番糸で右上から下方向に時計回りにぐるりと一周縫い、もう一度同じ針穴に合わせて右上から下まで縫っています。



ミシンは帆布縫製の本縫いミシンを使用し、押さえのみ変えています。



右が革用の押さえとして使っているもので、左が帆布等で使用している押さえです。
左のギザギザしている部分を削ってツルツルに仕上げ、革に傷が付かないようにしています。



因みにコレが帆布用です。



3ミリ厚のヌメ革を2枚合わせて縫いましたが、革は針の抜けがいいので楽に縫えますが、縫い間違えると革に穴があいてしまい縫い直しがきかないので、針を落とす位置を確認しながら慎重に縫っています。






カスタムオーダー


弊社オリジナルの22リッター楕円底バッグのカスタムオーダーをいただき、お作りしました。

オリジナルは9号帆布ですが、今回は色数の多い8号帆布で表を鮮やかなピンク、裏を綺麗なラベンダーにしました。

持ち手とショルダーストラップも表と裏の生地色、糸色を変えています。



大きめのインナーポケット付きです。



それと、ボディと同じピンクで簡単なバッグインバッグもお作りしました。

こちらはまん丸の底の円柱形のバッグです。



小さいながらインナーポケットもついていますので、バッグの中の整理がし易く使い勝手がいいと思います。

この度はご注文いただき、ありがとうございます!


カスタムオーダー、フルオーダーともに承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
日通色




今日は昨日の雪がまだ残っている為、この日通色のバッグを背負って電車で出勤しました。

日暮里駅から弊社まで徒歩15分ぐらいの道もまだまだ沢山雪が残っていました。


日通色とはこのオレンヂ色の事で、昔、日本通運さんのトラックの幌がこのオレンヂ色のドラゴン防水帆布を使用していた為、日通色と呼ばれるようになりました。

現在、日通色と言って通じるのは60代以上の帆布業界の方ぐらいだそうです。


鮮やかな綺麗な色なので、バッグにした場合汚れが目立つように思われますが、やはり使い始めは目立ちます。

ですが、使っていくうちに汚れが馴染んで目立たなくなり鮮やかなオレンヂ色が落ち着いた感じのオレンヂ色に変化していきます。




少しアップにしてみても目立った汚れはありません。





ハンドルや底には黒っぽく汚れが残ってしまっています。

このバッグを使い始めて2年ちょっとですが、旅行に行く時や自転車やオートバイに乗る時等、結構ハードに使っています。
8号帆布


こちらの写真の真ん中の色"レンガ"ですが大変好評で、完売してしまっていた所、本日は沢山のお客様がレンガ色をお求めにご来店くださったのですが、申し訳ございませんでした。

明日入荷致しますので、どうぞ宜しくお願いします!
1月14日


1月14日(月)は祝日ですが、帆布のカット販売とショールームも通常通りに営業しておりますので、どうぞ宜しくお願いします!
僕のバッグ
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去年の夏に9号帆布の一級品を使用してバッグを作りました。
通勤や休日も出掛ける時に使い続けて、約半年が経ちました。



キナリですが雨等気にせず使っていましたので、汚れるのは覚悟していたのですが、思ったほど汚れませんでした。



革の持ち手の色がかなり変わってきました。



元の色はこんな感じです。



使い方としては、キナリのバッグにケースに入れた13インチのラップトップとA4サイズの書類を入れ、、、



OD色のバッグに財布、メガネ、カメラ、鍵、I pod等の小物を入れ込みキナリのバッグに入れて使っています。



結構な重さになるので、革の持ち手が若干伸びてシワっぽくなっているぐらいで、持ち手、ボディともまだまだ綺麗だと思います。

まだ暫く使ってみます!

ブランケットトート
イギリスのコート等のに使用されているウールブランケットをバッグ中央に挟み込んだトートを作りました。

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表、、、

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裏、、、

バッグの本体は9号ドラゴン防水帆布のOD色です。

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ブランケットと帆布の伏せ縫い部分はアクセントとして太番手の0番糸で縫っています。

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持ち手部分はヌメ革で真鍮のバックルを付けていますので、長さの調節をすることが出来、冬場に厚いアウターを着た際にでも肩から掛けられる長さにもなります。

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サイドの縫製は糸間6ミリの二本針ミシンでしっかりと縫いました。

IMG_0287.jpg

インナーポケットはほぼ正方形のマチ無しのものが付いています。

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底部分はバッグを床等に直接置いても大丈夫なようにヌメ革を一枚縫いつけました。
革がボロボロになってしまったら付け替える事が可能です。





2013
新年明けましておめでとうございます!

本日より営業しております。



本年も全ての商品を一針一針心を込めて製作していきたいと思っておりますので、どうぞ宜しくお願い致します!